損切りという手段

株取引で限定される損失

株式市場では、 株価の異常な急騰・暴落を防ぐために、株価の1日に変動できる上下の範囲を株価が1,000,000円以上1,500,000円未満の株であれば、1日の変動範囲が±300,000円の間に制限している値幅制限というものがあり、どんなに株価が下がっても1日に発生する損失は限定されています。

FXの証拠金には原則損失額の限定なし

しかし、24時間取引が可能なFX(外国為替証拠金取引)には、値幅制限という概念が存在しません。

買いでも売りでもポジションを保有した状態で、為替相場が予想に反して大幅に変動してしまうと、損失の額はどんどん拡大していき、預入れた証拠金のほとんどを失ってしまうということあり得ることなのです。

さらに、レバレッジの状況によっては証拠金以上の損失が発生してしてしまい、追加で損金を支払わなければならない可能性もあります。

このような不測の事態を避けるため、ほぼ全てFX会社では「ロスカット」という制度を設けています。

ロスカット制度について

「ロスカット」とは、保有しているポジション、または口座全体の損失評価がある一定水準に達したとき、その対象のポジションまたは口座すべてのポジションを強制的に決済するシステムです。

この「ロスカット」により、為替変動による損失が確定するものの、証拠金を多く失う危険性は少なくなります。

金融先物取引業協会
ロスカット・ルールの整備・遵守の義務付け

建玉を決済した場合、投資家に生じる損失の額が、投資家との間であらかじめ約束された計算方法によって計算される額に達した場合、投資家のポジションに対してFX業者などが強制的に行える決済取「ロスカット」といいます。

ロスカットとは、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。通常、損失の額が、あらかじめ約束した水準に達した時点から決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によっては顧客から預かった証拠金以上の損失の額が生じることがあります。
http://www.ffaj.or.jp/regulation/02.html

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